ミネラルファンデ-ションの基本知識
ミネラルファンデーションはパウダーファンデーションとフェイスパウダーの中間の存在で、最近、日本で認知されたばかりの商品です。
主成分は天然鉱物を微細粉砕したもので、基本的に香料や人工着色料、防腐剤などは使われていません。
そのため敏感肌やニキビなど、ファンデーションがNGな肌にも安心して使うことができます。
カバー力は期待できませんが、肌への負担を最小限に抑え、価格も安値なのでファンデーションの入門コスメとしても最適です。
肌をいたわりながら使えるミネラルファンデーションの色選びのポイントやつけ方の注意点を教えます!
色選び
■サンプルやテスターで試し、暗めの色を選ぶ
ミネラルファンデーションはオイルが入っていないので、肌につけている時間が経つにつれて、皮脂と混ざり合いなじんでいきます。肌にのせたら少し時間を置いてなじむのを待ちましょう。
自分の肌の色と合っているか心配な場合は、サンプルサイズから購入できる商品を何日か試してから購入するのも◎。
サンプルサイズはとても安値で手に入るので、複数の色を購入してみるのもいいかもしれません。
粉の特性で肌につけると見た目の色より白く感じるので、色浮きしないように思いきって暗めの色を選びましょう。
■ブレンドなどはせずに1色使いをする
2色をブレンドして使うことを薦めているメーカーもありますが、豊富な色の中から自分の肌に合う2色をみつけ、ブレンドするのはなかなか難しいことです。
特にミネラルファンデーション初心者の場合は失敗してしまう可能性もあります。
せっかく安値で購入できるコスメなので、なるべく1色使いをしてコストを抑えることをオススメします。
つける時の肌のコンディション
■油分を含んだ化粧下地をつけない
ミネラルファンデーションはクリームや乳液のような、油分を含んだ化粧下地のあとにつけないようにしましょう。
粉状なので肌にべたつきがあるとパウダーが均一につかずムラになり、メイク崩れの原因になります。
水分を主な成分としている化粧水、美容液、ジェルタイプのコスメで肌表面をサラサラの状態にしてから使うのがベストです。
つけ方
■ブラシではなくパフを使う
専用のブラシを使ってつける方法が多く見られますが、ニキビがある場合はブラシの毛が肌への刺激となってしまいます。
容器の大きさに合わせた小さめのパフを使うと、ブラシを使うよりも少ない量でキレイにつけることができるので試してみてください。
パフは安価なので2つ用意して汚れたら洗い、キレイなパフと交互に使って、肌への負担を最小限に減らしましょう。
ミネラルファンデーションは特別な成分が配合されていないので、ライトなクレンジングでも充分に落とすことができます。
もし強い洗浄力のオイルタイプを使っていたら、肌への刺激が少ないジェルタイプのクレンジングに変えてみましょう。
肌荒れや不要な角質があると、ミネラルファンデーション特有のナチュラルな仕上がりも半減してしまいます。
普段から肌のコンデションを整えたりニキビの原因になる余分な角質を除去することも大切です。
すべすべの素肌があってこそミネラルファンデーションのよさを発揮できることを忘れずに!