クレーターのカバーテクニック

ニキビ痕の凹凸や、クレーター。
クレーターを化粧品で改善するのは、ほぼ不可能に近く、医薬部外品や医薬品でもなかなか大きな効果は望めません。
根本的治療ももちろん大事ですが、長い目で見て、根気よく続けなければいけません。
ベースメイクで普段のお肌をより美しく見せられたら、もっと毎日が楽しくなるはず。
今回は、少しでもクレーターや大きい毛穴が目立たなくなるようなベースメイク法をお教えします。

●ニキビ跡のクレーターを目立たなくするためのベースメイクのポイントは以下の4つ。

クレーターを隠すためには、ファンデやコンシーラーをしっかりめに使わなくてはいけないので、どうしても仕上がりは、素肌っぽい仕上がりではなく、マットな「ちゃんとメイクしてます」感が出ます。
厚ぼったくケバくなるわけではありませんが、それを把握した上でベースメイクにのぞむことが大事です。
素肌っぽい仕上がりが最もいいと思っている人も多いと思いますが、そんなことはありません。
しっかりめのマットなベースメイクで「隙を見せないデキル女」を演じてみましょう。

【スポンジが必須アイテム】

スポンジは、厚みのある柔らかいものを使いましょう。 スポンジにリキッドファンデーションを染み込ませるので、指で塗って使うよりも減りが早いですが、スポンジ塗りの方がキレイに仕上がるので、この方法をオススメします。

【手順】

スポンジの面にリキッドファンデーションを含ませたら、まずはその面で顔全体に塗っていきましょう。
最初は滑らせるように塗るので薄づきですが、今度は滑らせるのではなく、プッシュして押し込むように動きを変えます。
クレーター跡が気になるところや、赤味が気になるところにスポンジでスタンプをギュッと押すようにプッシュ。
クレーターができている部分の肌にファンデーションの厚みが増しますが、それでもまだクレーターの跡は見えている状態です。

ここでコンシーラーの登場です。
必ず、ファンデーションよりも少しだけ明るい色の固形タイプのコンシーラーを使って下さい。
小さいブラシにコンシーラーを取り、クレーターをひとつずつ塗っていきましょう。
クレーターより少しはみ出すように塗っても問題ありません。
なぜクレーターが目立つのかというと、そのへこみに影ができてしまうからなのです。
その影が無ければクレーターが目立つことはないので、ファンデーションよりも一段明るい色のコンシーラーを使うことが大切と言えます。

コンシーラーを塗ったら、もう一度スポンジを使います。ファンデーションがついた面をそのまま使い、コンシーラーを塗った上から、もう一度スポンジでプッシュしましょう。
こすったり叩いたりせず、肌に押し込むイメージでプッシュしていくのがポイントです。

この段階までくると、クレーターがだいぶカバーできている状態になります。
この後にフェイスパウダーを使うのですが、大きめのパフにたっぷりめのフェイスパウダーをつけ、こすらないようにしっかりとおさえていきましょう。

【チーク】

クレーターのカバーメイクは、チークも重要です。色は、濃くてダークなものを選ぶと、クレーター跡が目立ってしまうことがあるので、注意しましょう。
また、パール入りのチークを使うと、せっかくベースメイクで目立たなくした頬のクレーターが、一気に復活してしまうことがあるので、質感は、パール入りのチークよりもマットなチークの方が正解です。

クレーターはメイクでかなり目立たなくすることができます。
化粧品の選び方、テク二ックなど、最初は試行錯誤が必要かもしれませんが、必ずカバーできるということが分かれば、努力のしがいがあると思います。ぜひ、試してみてくださいね。

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