ぷるぷるリップを作る方法(リップケア)
唇の荒れに欠かせないリップクリームは唇に薄い油膜を作り、皮膚を保護をしてくれる役割があります。
乾燥がひどく、荒れが悪化してしまった時には、リップクリームより厚い油膜を作り、しっかり保護してくれる白色ワセリンを使って皮膚の再生を促しましょう。
白色ワセリンは、唇の皮膚に浸透しないので油膜が取れることが少なく、外気からしっかり唇を守ってくれます。
身近にあるワセリンを使って〈荒れた唇を治す方法〉と〈唇の荒れを予防する方法〉を教えます。
荒れた唇を治す方法
【POINT 1】 指の腹でらせんを描くように軽くマッサージ
唇全体にたっぷりとワセリンを塗ったら、指の腹を使い、くるくるとらせんを描きながらマッサージしていきましょう。こすったり、強く押し込んだりせず、やさしく溶かしていくようなイメージでなじませて。
マッサージの効果で唇の血行がよくなり、皮膚の再生を促すこともできます。
【POINT 2】 唇のタテじわに入り込みやすいようにタテ方向に塗る
唇のタテじわにそって塗っていくとワセリンが皮膚の奥まで入り込み、しっかり油膜を作ることができます。
塗り方ひとつで唇への働きかけや浸透力が変わるので見直してみましょう。
タテじわも目立たなくなり、ふっくらとしたリップカラーがのりやすい唇になります。
【POINT 3】 はがれてくる皮膚はやさしくティッシュオフ
マッサージの時にはがれてしまった皮膚はやさしくティッシュで拭ってください。
無理やり皮膚をはがしてしまうと、出血や腫れの原因になってしまうので自然にはがれ落ちるのを待ちましょう。
【POINT 4】 就寝前に数日間連続で塗り続ける
唇の皮膚の再生サイクルは、3~5日間と髪や肌のサイクルよりも早いのが特徴ですね。
寝ている間に再生されるので、就寝前のケアを怠らなければ早い段階で補修することができます。
効果が出てくるまで毎日マッサージを続け、皮膚の再生へ導きましょう。
唇の荒れを予防する方法
【POINT 1】 乾燥している時でも唇を舐めない
乾燥して唇ががざがさになっている時は、違和感があり舌で唇を舐めてしまいがちですが、舐めることによって唇の保湿成分を唾液が奪ってしまいます。
唇の荒れの原因のひとつは唾液による刺激が大切です。
乾燥が気になっても唇を舐めないように心がけることが荒れを防ぐ第一歩です。
【POINT 2】 布団や枕の摩擦に注意する
寝る時に布団や枕の摩擦によって唇を痛めないように注意しましょう。
寝ている時は無意識なので難しいかもしれませんが、うつ伏せで寝ないようにするだけで摩擦による唇への負担が減ります。
寝具だけではなく、ハンカチやティッシュの摩擦で唇の皮膚をいじめていないか、思い出してみてください。
【POINT 3】 普段からビタミン摂取を心掛ける
唇の荒れの原因は、乾燥だけではなく病気や内面的なことが原因になっていることがあります。
内面的な原因で多いものが、ビタミンB2の不足によるものが原因で考えられます。
唇にヒリヒリとした痛みやひび割れの症状が現れた場合はビタミンB2を補えるサプリメントや食事で早めに改善しましょう。
ビタミンを補うだけでなく睡眠をしっかりとることや、胃腸の状態を整えることも大切です。
【POINT 4】 食事などの塩分が唇に残らないようにする
塩分が多く含まれた食べ物や、唐辛子を使った刺激の強い食べ物は、唇の水分を奪ってしまいます。
いちばん気をつけたいのが、塩分がついた唇を舐めたり、強く拭いてしまう行為です。
たとえ面倒でも食後は必ず水で唇を洗い流し、リップクリームなどでこまめに保湿しましょう。
ぷるんと潤った唇は、素肌をキレイに見せ、リップカラーの発色も良くしてくれます。
乾燥しがちなパーツですが、ワセリンでリーズナブルにケアすることができ、予防法もとても簡単です。
速効性はありませんが、続ける事で唇の荒れが改善されます。普段からのケアで乾燥しらずの美しい唇を目指しましょう!