便秘とお肌の関係性

便秘になるとスッキリ感がないだけでなく、肌が荒れてしまったり、お腹が張ったり、体が重たかったり、むくみやすくなったり…何一ついいことがありません。
そもそも何が原因で便秘になってしまうのでしょうか。
また、どうして便秘になると肌荒れすると言われているのでしょうか。

便秘の原因

便秘の原因は人それぞれで、原因はひとつではありません。
一概に「コレ!」とは言い切れませんが、代表的な原因のひとつに“バランスの悪い食生活”が挙げられます。便は食べたものでできているので、これが最も大きな要因と言えます。
特に食物繊維が不足すると便に含まれる水分まで足りなくなってしまうため、詰まりやすくなってしまうのです。
肉や炭水化物を多く摂りすぎていると感じたら、食物繊維が多く含まれている野菜、果物、海藻類を積極的に取り入れましょう。
その他で考えられる原因は運動不足。筋力が低下することで押し出す力まで不足してしまったり、代謝が悪くなって体内の循環機能の働きが鈍くなってしまうことが考えられます。
意外な落とし穴は便秘薬。あまりに常用しすぎると、薬なしでは排便ができなくなってしまうこともあるので、使っても効果が見られない場合や、効き目がわるってきた場合は医師や専門家に相談しましょう。

便秘になると、どうして肌が荒れるのか

便が長く腸にとどまることで、腸内環境を整えている善玉菌が減ってしまいます。
すると有害物質やガスを発生させる悪玉菌の割合が増加。
それがそのまま吸収され、水分や血液に混ざってしまうのです。きれいな水が流れてる川の周囲はきれいですが、ゴミだらけの川はまわりもドロドロとして汚いのと同じことが体内で起こるため、便秘によって肌荒れやその他の不調につながってしまうのです。
また、そもそも便秘とは体本来の働きが滞っていることを指します。それはつまり自律神経が乱れている状態。
新陳代謝が正常に機能しないということなので、ターンオーバーもうまくできず、古い角質が残り、肌が荒れてしまうとも考えられるのです。

便秘は悪化するまえに改善!

腸は全身の水分調節をつかさどる臓器でもあります。
その働きが鈍り、本来排出すべきものが残ってしまっているということは、全身に影響を与えることになるのです。
肌荒れだけでなく、むくみやすくなったり、肌がくすんだり、疲れやすくなったり、食欲不振になったり、体臭がキツくなったりと、本当に何一ついいことはないのです。
そもそも便から発生した有害物質が、血液や水分と一緒に全身をめぐると考えるだけでも不快なもの。食物繊維や水分をたっぷり摂って、規則正しい生活を心がけ、便秘とは縁遠い生活を送りましょう。

Copyright(c) 2013 Make Up You All Rights Reserved.